RSK放送ライブラリーセンターとは

RSK放送ライブラリーセンターの役割
 山陽放送は1953年に生まれ、半世紀にわたってエリアの出来事をラジオやテレビで放送してきました。 RSK放送ライブラリーセンターは、RSKの持っている音声や映像の素材をデジタル化して保存するとともに、分類して利用しやすくするため、2004年4月に設置されました。
 センターに保存されているのは、山陽放送創立以来の6ミリ音声テープや16ミリ映像フィルム、それにアナログ、デジタルのビデオテープあわせて13万項目です。 また、一般の家庭などに保存されていた戦前や終戦直後の映像など貴重な資料1500項目も分類保存されています。
 
編集機


家庭に眠っている貴重な映像の発掘と保存
 岡山・香川にいわゆるムービーが普及したのは大正中頃でした。 最初は9.5ミリの幅のフィルムが、後に8ミリのフィルムが輸入されて生活の記録や企業PRなどに使われ始めました。 当時カメラも映写機も非常に高かったため、揃えられるのはエリア内にある大きな企業や裕福な家庭だけでした。 しかし、そこに記録されているのは、現在では見ることの出来ない貴重な映像ばかりです。
 そうした映像も、空襲で焼失したり、持ち主が亡くなったりして失われつつあります。 RSKライブラリーセンターでは、家庭や企業に眠っているフィルムの情報を出来るだけ集め、デジタル化して保存する仕事も行っています。 これまでに集められた資料の中には、大正時代の倉敷の様子や昭和初年の笠岡港、それに空襲直後の岡山市内のカラー映像なども含まれています。
テープラック フィルムリール

映像の閲覧
 RSKライブラリーセンターでは、所蔵する映像や音声の一部を、ホームページ上で公開しています。 これらは著作権や所有権がRSK山陽放送株式会社にありますが、二次使用しないことを条件にネット上でご覧いただけます。
 また、RSKライブラリーセンターにお越しいただければ、閲覧していただけます。
 




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