| ＜智頭線開業＞ |
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兵庫県の上郡町と鳥取県の智頭町を結ぶ智頭鉄道が、1994年12月に完成しました。瀬戸内地方と山陰を結ぶ鉄道「国鉄智頭線」として着工されたのは1966年、昭和41年６月でした。しかしその13年後、国鉄再建のあおりを受け、智頭線は工事がストップしてしまいます。しかしこの鉄道に夢を描いていた鳥取・岡山・兵庫３県と関係12市町村を主体に、第三セクター智頭鉄道が設立されて1987年、昭和62年に工事を再開。実に30年近くの歳月を経て智頭鉄道は開業しました。
着工当時は沿線住民の足としてスタートした鉄道でしたが、ＪＲ津山線のスピードアップが図れない中で、岡山‐鳥取間に一日上下10本の特急が走るなどの利便性が買われ、長距離旅行者にも利用されて採算ラインに乗っています。 |
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