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<昭和初年渋川海水浴場>

昭和初年渋川海水浴場

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岡山県玉野市の渋川海岸は、1907年(明治40年)に開設された県下最大の海水浴場です。 開設当時は観光会社が運営する「浦田海浜院」として、夏場だけ利用される保養施設でしたが、風光明媚な景色と1キロに及ぶ砂浜が人気を呼び、やがて四季を通じて人々に愛されるようになりました。
この映像は倉敷市の旧家大橋家の主人が1928年(昭和3年)に9.5ミリカメラで撮影したものです。 今とほとんど変わらない景色の中で、人々の服装だけが80年近い時の隔たりを感じさせます。 当時渋川海岸と宇野港の間には、小さな連絡線が出ていました。 連絡船と砂浜の間を小型の手漕ぎボートがつないでいました。
戦時色が濃くなると、渋川海水浴場には青年の鍛錬場が置かれ、今の渋川海事研修所に受け継がれています。
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