<高梁川いかだ流し>
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道路事情が今ほど良くなかった大正時代、物資の輸送は川や海という水運に頼っていました。
この映像は岡山県の高梁川を下るいかだの様子です。
倉敷の旧家大橋家の主人が、倉敷の酒津まで川遊びに来た時、持っていた9.5ミリのカメラで撮影したものです。
いかだは上流の新見などで組まれ、河口近くの材木商の木場まで運ばれていました。
1人の船頭が一度に運ぶ原木は、多い時には50〜70本ほどにもなりました。
2日がかりで河口まで原木を運んだ船頭さんは、汽車で新見まで帰り、次のいかだに乗ったといいます。
山奥から町まで下る船頭の土産を家族は楽しみにしていたと、当時の船頭は話します。
このいかだ流しの風景も陸上交通が便利になると共に、姿を消しました。
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