岡山映像ライブラリーセンターは、RSK山陽放送が所有する映像や音声などの素材をデジタル化して保存するとともに、より多くの方に貴重な資料を視聴していただくため、2015年4月に開設されました。
当センターに保存されているのは、1953年の山陽放送創立時より残されている6ミリテープや16ミリ映像フィルム、アナログ・デジタルのビデオテープなどです。このほか、一般家庭や企業に眠っているフィルムをデジタル化する活動も行っており、それらの貴重な資料もあわせて分類保存されています。
センター内の視聴ブースでは、その保存されている映像を視聴準備の整ったものから順に公開しています。大正時代の倉敷の様子や昭和初年の笠岡港、戦後の豊かになっていく生活の様子など、人々に懐古と憧憬の念を抱かせる映像ばかりです。ぜひ一度、足をお運びください。
RSK山陽放送が保存している岡山・香川の映像をご覧いただくことができます。
明治から昭和に至るまで、「その時」を閉じ込めた映像は、見る人に力強さを感じさせます。3基それぞれのブースにタッチパネルが設けられており、操作も簡単。展示している映像は、視聴の準備が整い次第、追加しております。
全国的に有名な越中売薬のモデルともいわれる備中売薬は、300年以上の歴史があります。
風呂敷包みを背に、各地を回り商いをする売薬さんは、郡部や山間等に住む人々の情報源としても重宝がられました。
進駐軍岡山軍政部の初代部長だったエドウィン・C・ホイットニーが撮影した終戦直後の岡山の映像は、混乱期の郷土を写した貴重なものです。映像の情報を基に、場所の特定など解析が進められています。
倉敷は明治24年、町制施行により倉敷村から倉敷町になり、昭和3年に倉敷市となりました。映像には、今も残る旧倉敷町役場をはじめとした美観地区の様子、艀ひしめく倉敷川、賑わう本町・阿知町の商店街等が映し出されています。
取材現場で活躍してきた映像機材等を展示しています。展示物によっては実際に手に取る事が可能なものもあり、それらの重みや手触りを実感していただけます。
様々な映像を上映致します。催事の予定など詳細は当センターへお問い合わせください。